高血圧

高血圧について

高血圧とは、血管に強い圧力がかかりすぎてしまうことをいいます。
心臓が収縮して血液を押し出す瞬間、血管には強い圧力がかかります。これが収縮期血圧(最高血圧)で、収縮した後に心臓が広がる(拡張する)ときには圧力が最も低くなり、これを拡張期血圧(最低血圧)といいます。そのどちらが高くても、高血圧と呼ばれています。

 

・心臓病の危険が3倍に
ある調査結果によると、高血圧の人は、健康な人と比べて、心筋梗塞などの心臓病になる確率が3倍になると言われております。
ちなみに脂質異常症で4倍、喫煙者で2倍、これらに高血圧の危険因子が3つ重なると、16倍にもなると言われております。
また、糖尿病にも注意が必要です。高血圧との合併症で、心血管病のリスクも高まります。

高血圧の合併症

・高血圧を放っておくと

そのまま高血圧を放っておくと、動脈硬化の進行により、合併症を引き起こします。
そうすると血管の内膜が肥厚してもろくなり、血液の流れが悪くなることで、様々な臓器に障害をもたらします。

・主な合併症

動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳卒中など

 

・気を付けたい時間帯
午前6時~午前11時頃の起床から数時間のうちに心筋梗塞や狭心症は多く起こります。
起床直後は、血圧が上がり、脈拍数も急速に上がるので、心臓が活発に動き出すためには、多くの酸素が必要となります。
しかし、起床直後は、血液に粘り気があり、心臓へ入る血液量も少ないため、十分な酸素が心臓にいきにくい状態になることがあります。
このような状態から、心筋梗塞や狭心症の発作が起床直後の数時間以内は起こりやすくなります。

高血圧の治療

自覚症状がほとんどないため、定期的な血圧の測定が大変重要です。また、高血圧の治療の目的は血圧を下げることではなく、今後起こりうる心臓病や血管の病気を防ぐことにあります。

それには生活環境が多いに起因している部分もあるため、食事摂取量の制限、適正体重の維持、アルコールの適量摂取、適度な運動、禁煙、脂質摂取量の制限など、生活を改善する要素が大きく含まれています。呉市の当院では経験豊富な医師が診療します。

自分でできるセルフケア

・ストレスケア
血圧はストレスにより上昇します。
「A型人間」(※実際の血液型とは関係ありません)という言葉を聞いたことはありますか?A型人間とは、競争心が高く、いつもせかせかと行動する完璧主義者の人を指します。このような人は、ストレスが非常に溜まりやすいと言われております。逆にB型人間とは、何をするにもマイペースで何事ものんびりこなすので、ストレスとは無縁と言われております。
日々の食事や行動、会話などゆっくりとリラックスして取り組んでみてはいかがでしょうか。

・睡眠はしっかりと
個人差はありますが、最適な睡眠時間6時間~8時間は確保するようにしましょう。睡眠不足は、ストレスや疲労を気づかないうちにため込んでしまい、血圧を上昇させることもあります。

・入浴方法
入浴は、血圧を下げる効果があります。体を温めることで、血管が広がり血行をよくするからです。
また、ストレス解消や疲労回復にも効果的です。
ただし、入浴はぬるめのお湯で、長湯をしないという点は気を付けましょう。

・適度な運動(有酸素運動)
ジョギング、ウォーキング、サイクリング、水泳などの有酸素運動をするように心掛けましょう。
軽い運動でも一定時間続ければ、酸素を多く取り入れることができ、循環器、呼吸器の新陳代謝を促進することができます。

・食事に気を付ける
塩分の取り過ぎは血圧を上げてしまいます。塩分控えめな食事をするようにしましょう。(食塩摂取量の目安は「1日6g」)
また、肉類・乳製品ではなく、魚類を中心とした食事にすることで、高血圧をやわらげたり、合併症の予防にもなります。

※当院では、栄養士による食事指導を行っております。

・禁煙
喫煙は「百害あって一利なし」と言われております。体のことも考えて禁煙をしませんか?

※呉市の当院では、禁煙外来による禁煙指導を行っております。

・飲酒
大量の飲酒は血圧の上昇につながりますし、肝臓などにも悪影響を及ぼすので控えましょう。

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