肥満

肥満について

肥満とは医学的に脂肪が一定以上に多くなった状態のことをいいます。
人の体は、大きくは水分と、筋肉に多いタンパク質と糖質、骨に多いミネラル、そして脂肪でできています。肥満とは、この脂肪の割合が高いことをいい、現在、その判定は身長と体重から計算されるBMIという数値で行われています。

●BMI値=体重kg÷(身長m×身長m)

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たとえば体重70kgで、身長170cmの場合、「70÷(1.7×1.7)=24.22」となります。このBMI値が25以上を、「肥満」と判定します。

また、脂肪の量のうち、内臓に溜まる脂肪が最も問題だといわれており、それは腹囲(へその上で図るウエスト周囲径)を測定することで判定されています。
男性なら85cm以上、女性は90cm以上で内臓脂肪型肥満と呼びます。

 

・体脂肪の増える原因
年齢を重ねると基礎代謝量が減少して、体脂肪が増加する傾向にあります。
基礎代謝量の割合を大きく占める筋肉は、年齢と共に減る上に、若い頃に比べると運動をしなくなるので、更に減ってしまいます。
それに気が付かずに、昔と変わらない食事をしていると、カロリー過多となり、それが体脂肪として体内に蓄積されます。
体重は昔と変わらないから大丈夫と思っていても、運動をしていなければ、筋肉が落ちた分、体脂肪が代わりに増えているので、要注意です。

肥満の合併症

・生活習慣病に関係が深いのが内臓脂肪と言われております。
代謝が盛んなため、血液中の脂質濃度を高める原因になります。
また、脂肪細胞から分泌される物質は血圧を上昇させる原因にもなり、更には、インスリン(すい臓から分泌される物質)の働きを悪くします。
結果として、糖尿病、高血圧、脂質異常症などを招きやすくなります。

・主な合併症

脳卒中、心臓病、腰痛、関節痛、睡眠時無呼吸症候群など

肥満の治療

呉市の当院では肥満の治療は食事療法と運動療法を並行して行うことが原則です。

減量には食事療法の効果が大きいですが、太りにくい体質を作って、その後のリバウンドを防ぐための運動療法を同時に行うことが重要なのです。

しかし、肥満度の高い人は、いきなりの運動が体への負担ともなるため、はじめは食事療法で一定の体重まで減らし、それから運動療法に入るというパターンもあります。

自分でできるセルフケア

・適度な運動
ジョギング、ウォーキング、サイクリング、水泳などの有酸素運動をするように心掛けましょう。
また、筋力アップも効果的です。筋肉量が増えることで、基礎代謝量が増え、エネルギー消費量が増加します。すると余分な脂肪が付きにくい体になります。

 

・食事に気を付ける
・食事は腹八分目を心掛けて、脂っこいものはなるべく控えて、あっさりしたものを多く取るようにしましょう。
・脂質の吸収を抑える、野菜や海藻など食物繊維の多い物を取るようにしましょう。
・早食いは避けましょう。満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまうことがあり、また、血糖値を急激に上げるので、余分な脂肪が蓄積されます。
・夜食は控えましょう。
・アルコールは控えましょう。栄養分は少ないが、カロリーは少なくありません。また、アルコールを飲む時に食べるおつまみでカロリー過多になることもあるので注意が必要です。

※呉市の当院では、栄養士による食事指導を行っております。

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